・ 宇佐支部研修会 宇佐支部 後藤正任
<研修名>
観測手簿の見方・記載方法及び対回観測実務
平成23年12月3日(土)、安部信二支部長のもと宇佐文化会館ウサノピアの一室にて行いました。
調査士会の趣旨により各支部で研修を行うと言うことなので宇佐支部では今回、測量の基礎となる
対回観測の研修をするこことしました。いまさら対回観測?との声が聞こえてきますけど。
<研修内容>
研修時間を2時間(飽きがこない程度)と設定し、測量器械を用いた室内研修(雨天でも大丈夫)で、
その研修内容を3部構成に区切っての研修をしました。
1.まず最初に観測手簿の見方・記載方法を記載例が書き込まれた多角観測手簿を利用して簡単に
見方・記載方法を30分程度説明。

2.次に対回観測の一連の流れ等の実務を室内(廊下部分を利用)にて、実際の測量器械を使い
観測者を代表して廣瀬知英先生にやって頂き、手簿者を出席全員とし、何も記載されていない
観測手簿に各自記載してもらい生データ(観測手簿に記入)を各自取得したものとして1時間程度実習

3.最後に上記2で取得した生データを基に観測の結果の計算及び記載方法等を30分程度説明。

以上、短い時間ではありましたが今回の研修で測量の基礎である対回観測について
土地家屋調査士としての測量部分で必要不可欠な部分であることが少しでもわかって頂けたのでは
ないか?。
日頃の業務に少しでも役立せていただければと思います。
出席の宇佐支部会員のみなさま、ご静聴ありがとうございました。